夏本番!熱中症対策
夏本番!熱中症に備えよう
実は私は、小学生の頃運動会で熱中症で倒れたことがあります。
急に体がだるくなり、頭痛がしてきました。
その内に立っていられなくなり、友達が先生に伝えてくれて
ずっと日陰で椅子に座って運動会を見学しておりました。
それでも、体のしんどさは変わりなく、頭痛がひどく気分が悪くなり
熱が出てきました。
その時、熱中症だとは気が付かず、母は風邪ではないかと
言い出しました。
熱は上がる一方で、熱中症だと気が付くまで
かなりしんどかった経験をしました。
慌てて水分と塩分を取り、ポカリスエットを飲みました。
熱中症を甘くみるのは危険です。
夏は、気温とともに体温も上昇します。
寝ている間にも、体内の水分はかなり多く汗となって出て行っています。
高温多湿の環境では、体内の水分と塩分のバランスが崩れ、体内温度調整機能は
体温調整が追い付かず、めまいや頭痛を引き起こします。
ひどい場合は、けいれんや意識障害などの症状が起こる可能性もあります。
お年寄りも命にかかわることも、なきにしもあらずです。
暑さを感じにくい高齢者や持病のある方、また、乳幼児などは室内でも
発症のリスクが高まるので、注意が必要です。
症状が軽い場合は、例えば汗が多く出る、めまいや立ちくらみ、こむら返りが
起こります。
その様な場合は、涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめたり、熱を逃しましょう。
水分と塩分を補給するようにしましょう。
頭痛や吐き気、嘔吐、体がだるいなどの症状がでた場合
自分で水分と塩分を補給できない時は、命に関わることもありますので
救急車をよびましょう。
意識がない、けいれん、読んでも反応がない、体温が高いときは
かなり症状が重症ですので、氷や水を冷やしすぐに救急車を呼びましょう。
救急車がくるまでは、太い血管である動脈や静脈の部分を
ピンポイントで冷やすといいでしょう。
首元、わきの下、太ももの付け根が効果的な冷却ポイントです。
のどの渇きを感じるときは、すでに脱水症状が深刻化している場合が
あります。
特に糖尿病を煩われておられる方は、のどの渇きがいつもと違うと
感じたりした場合は、こまめにすいぶんを補給しましょう。
日中は1時間に1回程度、コップ約半分の水分をこまめに補給するように
しましょう。
これから夏本番となります。
熱中症対策に備えましょう。